Home | Kindle Books | Gift Baskets | Search | About Us
 
   
 
 
 
"The West Side Story"

ウェストサイドストーリー
Gene Tamashiro
ジーンタマヒロ
socalsporty@yahoo.com

スポーツ界のヒーローとかチームの伝記や自叙伝とかは、あまり読まない私が同僚の勧めで読んだすごくおもしろい本があります。本のタイトルはサンドロット「草野球の思い出」、著者/編者は、マルセラ パーソンズとスティーブ ン ヘイズ ヤング。
この小さな話しが集まった本はやさしく光る細かな宝石のようだ、というのが私の感想でした。アメリカのどこにでもある小さな町のどこにでもいる人々。こんな人たちの草野球の思い出です。日本からもふたり。自分たちが子供のころ遊んだ草野球について語っています。Sandlotって映画(1993)覚えていますか? これも子供たちの草野球の物語ですが、この本にあるのは全部、本当に起こった物語なのです。 「サンドロットストーリー」は、裏庭、裏道、表の道路、空き地、ダイヤモンドがある原っぱ、どこでも少しの隙間があれば野球をしていたころの思いでばかりです。子供のころの友だち、自分たちが見たりやったりした忘れられない草野球のプレーなどのこと。メジャーリーグのヒーローたちの真似をしたこと。そんな話しがいっぱいです。

この本を読んで、私も自分の「良き時代」が懐かしくよみがえってきました。伯父が監督をするチームで、従兄弟のデイブやケン、私の弟のリックたちとプレーをしたこと。コーチの伯父は野球についてたくさん教えてくれました。愛する私の草野球、私の子どもたち(今でも続けています)との草野球の関係、そんなことは全部、伯父の影響を受けているのです。この本を読んだあと、北カリフォルニアに住む従兄弟のケンに急に手紙を書きたくなりました。彼の父(私の伯父)がどんなに私に感動を与えてくれたかを話したくなったのです。伯父は数年前に亡くなりました。でも、野球の試合を見るたびに、自分の子どもたちとキャッチボールをするたびに、私が彼らのチームのコーチをするたびに、あの1960年代後半の夏にやったたくさんの草野球と伯父の思い出が限りなくよみがえってくるのです。 私の草野球の思いでです。 ケンが返事をくれました。あのころは本当に楽しかったということは彼も同じ気持ちでした。そして、自分の父親が私の人生にとても強い影響を与えた事実はすごい、と思っていると言っています。でも、伯父がコーチをした15年間に私と同じ思いを抱いた子どもたちの数は数え切れないものでしょう。皆、今ではイイトシの大人になり、離れ離れになってしまいました。今では、 ケンやデイブと会う機会があるのは、伯父の葬儀のときとか、最近では叔母が亡くなったときくらいのものになりました。でも会うたびに、みなとあのころのことを語りあっています。ケンとデイブが私とリックを本当の兄弟のように思っていてくれたことは、私にとってとてもはすばらしいことだったのです。そんなことは当時の私は気がつかなかったことですが。あの頃の夏は、本当に野球ばかりやっていた。子どもチームの試合がないときまで、近所の子どもが集まったり、チームの仲間を誘ったりして、自分たちでチームをつくり試合をしたものです。

これは、単に知らない誰かの思い出を集めた本というだけではなく、読みながら、自分自身の小さいころの思いでを呼び起こしてくれるのです。 そう、子どものころ持ったあの野球に対する純粋な情熱、アメリカ人の大好きな野球に関する自身のたくさんの出来事など。

この本を手にとって、ぜひ一度読んでみてください。

Back to Sandlot Stories
Back to Sandlot Stories - Japanese Edition (in English)
Back to Sandlot Stories - Japanese Edition (in Japanese)




 
 
© 2002 ARose Books